中南信支部第18回総会報告

　例年になく暖かい11月5日(土)に、松本ホテル花月において、第18回の中南信支部総会が開催されました。
　学校から小林校長先生と小岩井先生、本部同窓会からは日置理事長、関副理事長をはじめ、金井理事･藤井理事･小宮山理事、関東同窓会から滝澤会長、関西同窓会からは阿部副会長の各氏のご臨席をいただき、48期から99期の50名が集まりました。

　理事長から同窓会全体の活動の様子、校長先生からは国体優勝をはじめとする生徒の活躍の様子や、学校の槐(ｴﾝｼﾞｭ)の大木が子･孫と根を広げているお話が、写真と共に紹介されました。

　記念講演は、「黒坂黒太郎 環境講演とコカリナコンサート」と題し、コカリナ奏者の黒坂黒太郎(正文)氏(66期)のトークとコカリナ演奏を、奥さまの矢口周美(かねみ)さんのボーカル･オートハープとともに楽しみました。
　黒坂さんは1995年にハンガリーの楽器をもとに日本の木工家とともにコカリナを精度の高い楽器として完成させ、コカリナの第一人者として活躍中です。最近では東日本大震災の復興コンサートや、被災した松の木をコカリナにして子どもたちにプレゼントするなど、その活躍はテレビや新聞で大きく取り上げられています。
　当日は、長野オリンピックの表彰式で競技のために伐採された木から作ったコカリナで演奏されたお話から、広島の被爆した木から作ったコカリナでの演奏もしていただきました。
　また、当日、黒坂さんの著書やCDの売上げの一部を、日本赤十字を通じて東日本大震災の義援金に寄付することができました。

　全国の同窓生の皆さま、今年のNHKの「おひさま」、映画「神様のカルテ」「岳」の舞台になった松本での支部総会です。ロケ地も会場近くにあり、行楽にも良い時期ですので、来年11月の中南信支部総会にあわせて、是非一度おいでください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中南信支部幹事長　伊藤清志