住宅事情に詳しい消費者。

大金がかかる買い物は慎重に考えますよね?
住宅購入なんかもそれの1つです。

さまざまな構造やデザイン、また価格帯がある中、消費者がどのような目線で住宅建築会社を選んでいるのか簡単なアンケートをとってみました。

★質問内容は:住宅見学会をどのよに見ればよいのか?です。

・・・・・・・・以下が実際に住宅を購入した方のコメントです・・・・・・・・

■一人目のコメント

ポイントは、見学会で最初に「将来家を建てることを考えていますが、今日は見るだけにきました。それでもよいですか?」とはっきり言ってください。これで態度が変ったり、しつこく勧誘をするような会社は、選択から外してよいでしょう。けれども、連絡先(住所氏名)を書くのを拒むほどでもありません。ダイレクトメールくらいは来るでしょうけれど、押し付けがましい訪問がマイナスになることくらい最近ではよく知られています。

いくつかのモデルハウスや見学会をまわったら、間取りを考えます。建築会社に相談してからですと、間取りを考える時間を与えてくれません。どんどん進んでいってしまいますから時間のあるうちにご家族だけで間取りをじっくり考えておきます。
もちろんこの時点で、予算と広さも見当をつけていきます。

予算が決まれば、買えるエリアと土地の広さ、家の広さがだいたい決まります。

家建築で最も重要なことは「お金」です。貯金があればあるほど選択肢が広がることもありますが、お金が無いと、あせったり、セールストークやサービスで判断がくるったり、住宅ローンを扱う金融機関で選択肢が狭くなり、家建築そのものではない要素で行き詰ったりするからです。

その都度、冷静な判断を行い、家建築を成功させる最も確実な方法は、頭金をできるだけ多く(家予算総額の2割は必要)することです。

逆に、建築会社の選択も含めてトラブルや失敗に遭遇する大きな原因は「資金不足」です。お金が無いとどこかで無理をしたり、工務店に無理な要求をしたり、その結果無理な施工が出てくる要素になってきます。

お金がたくさんあるに越したことはありませんが、そうではなくて「無理な資金計画」とならないようにするのです。

・建築総額の2割の貯金
かつ
・年収が500万円台までであれば、年収4倍までのローン借入額、あるいは、年収が600-800万円台であれば、年収の5倍までのローン

というのが一応の目安です。
つまり、同じ金額の家を買うためにも、年収が少ない方ほど貯金をしなくてはなりません。4000万円の物件の場合、年収が500万円の方は2000万円の貯金、年収が800万円の場合は800万円(総額の2割)の貯金、ということになります。

なかなか厳しいラインですが、上記のような資金計画でないと、どうしても建築会社の選択に無理が入ってきます。ローンが安い会社、値引きが大きい会社、家の設備の割りにとても安い会社、など家建築の本質とはちがった要素で会社を決めなくてはならないからです。

また、資金計画に無理があると、どうしても弱気になります。セールストークに負けてしまいます。「実はお金が無いんです」というような下手・弱気な言葉を実はセールスマンは待っているのです。気持ちで優位に立てば建築会社主導で話が進められます。有利な住宅ローンと込みで話を進めれば、逃げられることはなくなります。それを待っているのです。

家は「買い物」です。買い物にはお金が必要です。


■二人目のコメント

建ってしまった家を見ても中々良し悪しを判断することは難しいでしょうね。
見学会を実施している業者がどうかと言うことを知ることが第一です。
私は、ある業者の見学会に行って、決めてないけど他社で検討中だと言ったら即刻追い出されました。そんなメーカーの家は金輪際建てるものかと思ったほどです。
一流のメーカーなら、我が社の設備・工法を見て下さいと言わんばかりに宣伝してくるでしょう。
気密性、断熱性などは今では何処のHMでも遜色のない域に達しています。鉄骨作り、プレハブ作り、木造在来、ツーバイフォーなど質問者さんがどの工法を選ばれるかで、HMなら決まってきますね。
色々な住宅展示場を廻られ、会社のカタログやホームページを参考になされば、住んでみたい家が決まってきますよ。
慌てずゆっくり検討なさって下さい。人生にそんなに多くない高価な買い物ですからね。


■三人目のコメント

子供を預けていくことができるであれば、完成見学会も良いでしょう。モデルルームとちがって、狭いですし、安っぽい内装なので目安になると思います。

素人などと逃げていては良い家がたちません。
 とりあえず、エクスナレッジ社刊「家づくり究極ガイド2007-2008」をお勧めします。家造りを知るには良い本だと思います。主婦の友社刊「素敵なインテリアの基本レッスン」という本を併せてお勧めします。

無料の物であれば、松下電工のライティングモードという照明用のカタログをHPから無料で取り寄せられます。また、総合住宅展示場にいってかたっぱしからカタログをもらってください。
 このカタログ類は眺める程度で良いと思います。自分の好みの傾向が見つかるかも知れません。

半年は真剣にではなくだらだらとあれこれ眺めた方が良いかもしれません。真剣に見ると疲れますし。

■四人目のコメント

家を建てるということは、服を買うのと同じ、と考えてみてはいかがでしょうか。
既に建っている建売住宅は、既製服。
オーダーの服は、注文住宅。
お好きなデザインは?お好きな色は?
化学繊維でもいいのですか?自然素材ですか?
わたしは、この見方でいいと思います。
これは例えではなく、家を着る感覚で考えるわけです。
何か機軸があると、判断に迷わないです。
うちは、素材に着目してからは、結論が出るのが早かったです。

業者は、実績で判断するといいと思います。
個人的には、営業マンではなく経営者と話して感触をつかみたいですね。
トークのうまい人もいますが、絶対に「はい」と言わないこと。
(ニコニコと)「考えておきます。」、「検討します。」の一点張りで、ずうずうしく押し通せばいいです。

■五人目のコメント

こればっかりは、一回では見分けれないと思うなぁ
素敵な家だったとしても、自分達の予算と照らし合わせると無理な仕様になっている場合が沢山あります。

始めは、何をどう見ればいいのかわかりませんよね~!
私もわからなくて、ただ凄いなぁ~なんていいながら見ていました。
とりあえず自分たちにはどの工法があっているのかなど、色々な見学会に行くことをお勧めします。
これがまた面倒ではあるけど、大きな買い物だし沢山見て回ることは大事かな?少しづつ自分達の好みがわかってくるし、使っている物の良し悪しがわかってきます!

色々な所で説明を聞いていくうちに、今度は断熱材や基礎、シロアリ対策、冊子、硝子、床材、標準仕様がどこまでとか坪単価には何が含まれている?とか沢山気になる事が増えてくると思います。
そんな事を聞いていくと、最終的に2社くらいにしぼられ後は値段競争って感じですかね~

後厄介な営業マン、とにかくこのお客を自分の担当にするぞ!みたいな態度が凄い出ている人苦手です。
きっと自分に合う合わないってあると思うんです。これから長いお付き合いになるかもしれないのに、疲れる営業マンは嫌ですよね!信頼できて自分の事のように考えてくれる人がいいです。
私は一回営業マンを変えたことありますよ!話をするだけで何だか腹が立つんです!口調とか態度が許せなかったんですよね~長い付き合いは無理だと思いました。

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★消費者は、かなり住宅知識に詳しいく頼もしいですね!
これ以外に回答が、きましたらこのページに追記していきます。


個人ブログで家を建てるまでを細かく記録に残したブログも
探してみると素敵なブログがあります!

我が家日記→ http://blog.goo.ne.jp/asahi3n7

☆花と暮らす木の家☆ワンダーデバイス→ http://blog.goo.ne.jp/takako_green


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このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2007年6月19日 12:58に書いたブログ記事です。

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