アートと常識。

今日、独特なアートを制作している作家さんと打ち合わせがあり
いろんな話で盛り上がりました。

そういった作家さんの周りには沢山個性のある芸術家の方が
多く、興味をもった私がある作家さんのHPを見て疑問に思ったの
で質問を

すばらしい作品をつくることが出来るのにホームページや展覧会の
DMのデザインがいまいちな良く分からに方がいますが
どうしてなんですか?

個人的にはアートができるんだからHPデザインなども編集センスが
備わっているもんだと思っていました。しかしそうでもな状況には
昔の美術学校の教育に問題があったようです。



昔の美術学校では芸術はもちろん学ぶのですが、自分のアートを
売り込むためのプロモーションだとかコミュニケーションなどは
学ばないまま社会に放り出されていたようです。

だから卒業した後、アートを学んだ学生がどうして良いのか分から
ないまま社会で困惑している作家さんも多いとか

それだけでなく常識的にちゃんと挨拶が出来なかったり、
約束を守れない方も多いそうです。

日本とは違って
海外の美術学校ではそういった自分のプロモーションのしかたなども
学ぶんだそうです。
(最近は日本でもちゃんとしてますけど)

本当はこういった作家さんとそれらが必要とされる分野の方が繋がれば
とても良いのですが、そんな小さな理由でなかなか結びつかない場合もあり
一緒に打ち合わせをしていた作家さんも歯痒いそうです。

極端にピシッとされても何かちょっと違う気がしますが・・・

しかし理解されるまでじっとしているのでは遠まわり。
自分の作品をインターネットや印刷メディアでそのように伝えれば良いかを
学び、積極的にアプローチしていくことがアートにも大切なんだそうです。

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このページは、間島 賢一が2008年8月 4日 18:45に書いたブログ記事です。

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