インターンシップ3日目。

Sさんがインターンシップに来て3日目。
今日が最終日です。

3日間だけでは、デザイン会社がどんな職業か?どころか、社会人ってどうなのか?
なんてすべては分からないでしょうが、何か感じてもらえたならば幸いです。

Sさんは高校2年生。
あとちょっとで社会に出るか進学するかですが、どちらにしてもこの先いろんな「人」
沢山出会うはずです。


嫌な人、素敵な人、尊敬する人・・・など、いろんな「人」がいますが

どんな「人」でも相手の気持ちをまず先に考えて、優しく接すると自分も幸せになれます。

人を疑うよりも、人を信じてあげるほうが、自分も信頼されます。

誰かの為に想うことは、社会だけでなく、自分の人生を豊かにしてくれると思います。

あせらなくても、ゆっくりでいいです。

何故ならば私のような「おっさん」もまだまだその修業の身ですから・・・(笑)


さて、インターシップ最終日のSさんのコメントです。





■インターンシップのSさん最終日のコメント

ph_intern20081022.jpg


  最後日のSです。

 私は、この3日間、デザインするとはどういうことだろうと
考えてきました。

 ただ作品をつくるだけがデザインなのか。(偉そうですいません。)

 そこに、何も想い込めなければ何かをつくり出してもなんの
価値もないと私は思います。

 でも、そのものの価値を見つけるのはとても大変だと思います。

価値というのは人それぞれで、ある1つだけが本物ということは
絶対にないからです。

 だから、みんな失敗を繰り返す。(私は失敗だらけです。)

 まだ、本物の価値を誰も見つけられてないから。

  どんなに完璧と言われていても、本当に完璧なものは無い。
 
それは、人が必ずどこかで失敗をしているからだと思います。

 私は、人の生きる世界で完全なものは逆に無いほうがいいとおもいます。

 あまり、完全なものがありすぎると人は競争することを忘れて、だんだん
なんにもしなくなると私は考えています。

でも、競うことで人が人を傷つけてしまうことがある。

 傷つけても、何もならないと本当は知っていても、傷つけなければ
自分の心の行き場がない。

しかし、心の行き場は自分でつくるもの。
無くしているのは、自分である。

これは、私の意見だからみんながみんな賛成してくれるとは思いません。

 ただ、私は今まで生きてきて、ちょっとだけ人の心について敏感だかで、
いつも迷子みたい感じに生きてきたので、傷つくのも傷つくのを見るのも
嫌な臆病ものってだけですから。


最後に・・・・・・・・・・・・・・・・

 3日間、本当にいい経験ができてとてもよかったです。
今日で最後となると少し・・・否、かなり寂しいです。

   今の気持ちを一言で言うと・・・・・・・・・・・・・

 一言になりません。(↑じゃあ言うなよ)

本当に、わからないことだらけだったけど「デザインルーム エム」の
みなさんに出会えて本当に良かったです。

3日間本当にありがとうございました。

自問自答みたいな文章ですが、読んでくれた方ありがとうございます。

 小説家を目指すSでした。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.d-emu.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/279

コメントする

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2008年10月24日 14:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「シナノケンシ㈱のプレクスモーション。」です。

次のブログ記事は「ゴルフコンペ。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

デザインルームエム
永井農場
リュードヴァン
まるやま ひとし
丸山珈琲
なかむら じん
電塾
NISA
信州FM