2012年2月アーカイブ

週末の夜、眠れず深夜の「朝まで生テレビ」を見ていた。
日本の社会や経済についてを活躍している経営者や政治家が討論する内容。

これが意外と面白かった。

例えば橋本市長がさまざまな変革をすることの大切さをわかりやすく説明した
人がいた。それは変革やプロジェクトは「やる」と言い出す人が必要で、「やる」
と打ち出すことによりより「議論」が生まれる。そういった「議論」のきっかけを
つくることが重要で、そんなリーダーが今の日本には必要なんだと。

きっとどこの地域でも同じだと思うが、新しいことを巻き起こそうとすると必ず反発
がある、しかしそれを言い出すことにより、なぜそういった考えが今必要なのかを
考えるきっかけになる大切なアクションだ。

番組の最後に「あなたの幸せと思うことは?」にアンケートがフリップにでた。
確か一位が「家族と暮らす」でその他「のんびりした時間をすごす」とかだった。

しかしある経営者がそのアンケートに一喝。
「今の社会のままではこの幸せはすべて失いますね」と言っていた。

幸せとはそれまで何か苦労をしてきたから望むことであり、その苦労がなければ
その幸せは近づいてこない。そんなことを言っていた。

番組では多くの成功者が意見を交わしていた。
中には弱者救済や社会貢献などの考えを薄ら笑いし、何より人の心理を利用して
成功したお金持ちの経営者もいた。

弱者救済が日本を悪くした。
弱者救済の考え方からはじめないと変革はおこせない。

お金をたくさん稼ぐ。
お金なんかいらない。

人を大切にする。
すべての人をみんな幸せにするのは難しい。

勝ち負けがないと世の中を変えられない。
勝ち負けがあると弱者をつくってしまう。

とか、頭のいい人はさまざまな考え方があり、真剣に番組を見れば見るほど、
頭の中がモヤモヤしてくる。

ひとつだけでいいのであなたの幸せになるキーワードをつくらないと、知識のある
考え人に影響され、あなたの考え方が流されていくだけかもしれない。

先日、ガソリンスタンドに努めている若者と話が盛り上がった。
実は私も過去にガソリンスタンドに努めていたことがあるので意気投合。

特にガソリンスタンドの仕事が軽視されていることに不満を感じていることに共感。

私は、ガソリンスタンドは「サービス」を学べる最高の職業だと思う。
お客様に声をかける時は後ろから声をかけない、お客様と目線の高さを合わせる
言葉での説明はポイント部分にメリハリをつけるなど、サービス業の基本とになる
ことを多くのガソリンスタンドでは社員教育に力を入れている。

そんな中、セルフスタンドが多くなった。
これは利用者がサービスにおける人とのコミュニケーションから遠ざかりたいという
ニーズと、運営側の人件費削減が理由なのはあきらかだ。

「これからは人だ」というフレーズを多く見るが、これは真逆にあるような気がする・・・

特にローカルには「サービス業」が必要だと思う。
ここで言うサービス業はBtoCで、また小店舗のこと。

個人に喜んでもらいたいと思い起業を夢見ている人、いろんなサービスがあり地元
の街を好きになる生活者、小さなサービス業がもっとあれば楽しくなると思う。

いまだ、奴隷のように、または業務的働いている人を多くみかける。
景気が良くないとはいえ、社員旅行や飲み会なども少なくなった。

もしかしたら仕事だから、プライベートだからとスイッチを入れる偽りのコミュニティが
何か世の中を悪くしているのだろうか。

何より目を輝かせて僕に話をしてくれたガソリンスタンドに勤める若者にこの先やり
たいことがあったら個人的に応援したい気持ちでいっぱいになった。

「docomoとauってどっちがお金かかるの?」なんて会話を誰もがしたことがあるはず。
そして安さや便利さなどの理由で携帯のキャリアを変更したりする。

そんな今使っている「お金」を見直すことに人は興味を持つ。
逆に今使っていない「お金」を使う場合は慎重になる。

ならば今お金を使っている「モノ」を違うものに変えたらもっと世の中に良い影響が生ま
れるのではないだろうか?

例えば最近では地元の成人式に上田紬でつくった商品を成人に記念品としている。
反面、製造業などに必要な大ロットのオリジナルカタログの印刷がなぜか県外に発注し
ている話を聞く。

何でもかんでも地元を利用するといった考えは片よりすぎだが地元にお金がまわることは
大切だと思う。

僕の知り合いでセガレという活動をしている若者がいる。
実家が農家だが農家を継がずに東京で働いている若者たちで構成されている。
セガレはそんな実家のために実家の農産物をギフトにして商品化している。
http://www.segare.jp/gift.html

地元での結婚式でよくいただく他国で作られてた商品がならぶカタログギフトより
地元の生産者の商品を結果的に購入することになるギフトを利用することだって
世の中に良い影響が生まれるはずだ。

企業がお歳暮やお中元でつかう「モノ」もそうだと思う。

今使っている「お金」の使い方を変えるだけ。
難しい会議をするより簡単なことだと思う。

パソコンでインターネットを楽しみ、スマホでSNSを利用して、夜はテレビでお笑い番組
を見る、朝は地元新聞の地方欄をななめ読みして、折りこまれているチラシを見る。

いろんなメディアが日常の中で存在し、特に情報取集には困らない毎日。

その中、経済ニュースなどでは「紙媒体AR(拡張現実)」が印刷業界に話題になっている。
ようするにQRコードの進化みたいなもので印刷物にスマホにあるアプリを使用してかざす
とスマホの画面にさらなる詳細情報や面白いアクションを動作することができる機能だ。

印刷業界は売り上げが低迷している中、新しい印刷物の付加価値になると期待を寄せている。

しかし過去に自分はQRコードを何回携帯電話でスキャンしただろう?
それほどQRコードを利用した記憶がない。

一時期フリーペパーなどに写真や文章よりもぎっしりQRコードが印刷されているものが
あったが編集的にもみっともなく読むにいたらなかった・・・

このARをうまく利用を高めるには「情報接触度」が重要だと思う。

テレビを見ながらスマホをいじる。
ラジオを聞きながらスマホをいじる。
新聞を読みながらスマホはいじらない。
観光パンフを読み歩きながらスマホはいじらない。

など、その場面により見たものをもっと知るためにスマホを使う動向はさまざまで
仕組みありきですべての商品価値(印刷物とか)があがるといったのは難しいと思う。

先日講演を聞いたパシフィックファニチャーサービスの石川さんの話にもあったが
「本来の価値はどこにいった?」という感じだ。

最先端という言葉に目を奪われ、本来の価値を薄らいでしまう付加は慎重にアイディア
を考えた方がいい。


印刷物やホームページの打合せの雑談で
「こんな街になったらいいね!」「素敵なことですね!」
と最近は社会的なことに共感を得られることが多い。

そこでそれらに関連したイベントや企画の情報を持ちかけると、だいたい参加を
しない率が高い。きっと共感した1/50が行動に移すといった感じ。

良い取組だと思いチラシや冊子を読むけど参加しない、思想に共感してサイトを
見たけど買わないなど、共感と行動のギャップをとくに地元ローカルで感じる。

その他、フェイスブックで「いいね」を押しているけど一度もその人に会ったこと
がなかったり、会おうとしないことや、「伝統工芸は大切なことだ!」と言いつつも
買わないなども同じかもしれない。

僕の仕事で扱う広告では共感させたうえで割引などのお得感でその率を上げたり
する。しかしローカルで今必要とされているのはストレートな社会的啓発と行動の
バランスだと思う。

でも地元の人は腰が重い。

発信する側はもっと敷居を低く表現を変えるアイディアと努力が必要。
とはいえ生活者が受け身になっていては思い通りの楽しく豊かな街の暮らしは
実現しないし、変革のスピードもでない。

お笑い番組を見る人は、自分が笑いたくてそのチャンネルにすると言われている。
「楽しくなりたい」「暮らしを豊かにしたい」そんな気持ちが行動として生まれる
チャンネルをアナログ的に地元で確立したいと最近感じる。

デザインルームエム

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