情報接触度

パソコンでインターネットを楽しみ、スマホでSNSを利用して、夜はテレビでお笑い番組
を見る、朝は地元新聞の地方欄をななめ読みして、折りこまれているチラシを見る。

いろんなメディアが日常の中で存在し、特に情報取集には困らない毎日。

その中、経済ニュースなどでは「紙媒体AR(拡張現実)」が印刷業界に話題になっている。
ようするにQRコードの進化みたいなもので印刷物にスマホにあるアプリを使用してかざす
とスマホの画面にさらなる詳細情報や面白いアクションを動作することができる機能だ。

印刷業界は売り上げが低迷している中、新しい印刷物の付加価値になると期待を寄せている。

しかし過去に自分はQRコードを何回携帯電話でスキャンしただろう?
それほどQRコードを利用した記憶がない。

一時期フリーペパーなどに写真や文章よりもぎっしりQRコードが印刷されているものが
あったが編集的にもみっともなく読むにいたらなかった・・・

このARをうまく利用を高めるには「情報接触度」が重要だと思う。

テレビを見ながらスマホをいじる。
ラジオを聞きながらスマホをいじる。
新聞を読みながらスマホはいじらない。
観光パンフを読み歩きながらスマホはいじらない。

など、その場面により見たものをもっと知るためにスマホを使う動向はさまざまで
仕組みありきですべての商品価値(印刷物とか)があがるといったのは難しいと思う。

先日講演を聞いたパシフィックファニチャーサービスの石川さんの話にもあったが
「本来の価値はどこにいった?」という感じだ。

最先端という言葉に目を奪われ、本来の価値を薄らいでしまう付加は慎重にアイディア
を考えた方がいい。


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このページは、間島 賢一が2012年2月20日 14:50に書いたブログ記事です。

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