2009年5月アーカイブ

パンフレットの撮影で近くの農村に行きました。
農家のご自宅に伺い、お茶をいただきながら昔話を聞いていると、とても
おもしろいお話をしてくれました。





それは昔の学校給食です。

私たち30代は、子供のころ「給食費」を学校に支払っていました。
しかし、昔は「芋」や「野菜」などを物々交換で給食を食べていたそうです。
つまり、「給食費」ってなかったのです。

だんだん農業を行っている家庭が少なくなり、次第にお金を集金するように
なってきたようですが、今の時代では考えられない話です。

1つの学校に給食をつくるセンターがあったのも、そういったことが実現でき
た理由なのかもしれません。

今、地産地消なんて言われていますが、昔はあたりまえの日常だったわけ
です。

永井農場さんのジェラート店の話は、以前の記事で書きましたが、
この軽井沢の星野エリアにできるショップの名称は「ハルニレテラス」
と言います。


今年7月中旬にオープン予定で、すでに話題になっています。
ここに出店するお店は

グーグルやYahoo!などに検索がかかりやすくホームページを作成する
SEO対策の手段が一般的になり、その考え方がどんどん複雑で難しく
なってきています。

サイト運営者が「SEOされていないとモノが売れない」
と不安になりさらにホームページを改良していたらスパム扱いにされて逆
効果になるなんてことも増えているそうです。

検索エンジン側もより公平な結果を出す為に進化しているわけですから
「こうすれば検索にかかる」といった方法論は、常に変化するのはあたり
まえの話です。

でもこれらの考え方は、あくまでもサイト運営と検索エンジンとの関係です。
忘れてならないのは、サイト利用者です。

何故かインターネットに関して同業や専門家と議論をするとこういった仕
組みについて視点が集中した内容になります。(大切ですけどね)

重要なのは、良いホームページの作り方だったはずなのに・・・

テレビの業界では「視聴率」とよく言われていますよね?

視聴率はCMスポンサーなどがお金を出してくれるために必要な放送の人気を
根拠づけるデータでもあります。
しかし、この視聴率の考え方が変わってきているそうです。

それは、「録画率」です。

DVDなどの家電が手頃な金額で高機能になったため、見たい番組は録画する
方が増えています。この状況はTVガイドなどから、その利用度を調査することが
できるそうです。
そこで「視聴率」と「録画率」を比べたところ、それらは類似しないことが明らかに
なったようです。

視聴率では最悪と言われていた新作ドラマなどの「録画率」は、上位に位置して
いたり、視聴率が良い番組の「録画率」は最低だったり・・・

番組は広告で成り立っている状況の中、この「録画率」を注目しないといけない
と放送の不況も乗り越えられないのかもしれませんね!

インターネットの利用率が高くなり、また新聞購読が減少している中
チラシを効果的にするめにチラシのサイト閲覧サービスなどが行われています。

しかし、インターネットだけでは見ることのできない人もでてくる。
そこで今、都内ではチラシの宅配サービスが始まっています。

配布希望の方は無料の会員登録を行うと毎週金曜日にヤマト運輸のメール便
でチラシが宅配されてくるサービスです。その他、1週間のテレビ番組表や占い
などの情報も掲載されているそうです。

これは、新聞を購読しない生活者が増えている中、新聞にあるチラシやテレビ欄
など必要なものだけを入手したいニーズに応えたリクルート社のサービスです。

ビジネスはお客様のニーズに答えるといっても物事は利害関係が背景にあります。
新聞や出版などは特にそうです。
(利害って流通から代理店などが変革により不利益になるようなこと)
関係する業界は反発したり、新しい事業を立ち上げなければならないなど大変なこ
とがあるわけです。

だから、それらを覆すようなサービスを始めることは、かなり先を見ることが出来てい
てパワーのあることなんです。

現在の経済状況のために大きく変わった消費動向と合わせて、こういった生活者
が利用できる大きな変革のサービスはこれからどんどん生まれてくるでしょうね。

この先、ビジネスを成功するためには、そういった変化した考え方や方法の「渦」の
中心に近づいていく癖をつけておかなければいけない。

長年変わらなかった考え方や方法を変えることって
年齢を重ねるほど大変ですけどね。

いつもお世話になっている工務店さんへチラシとホームページの打ち合せに
行ってきました。家族的な雰囲気のある小さな会社で、いつもアットホームな
感じで打ち合わせをしています。

毎回チラシなどにはテーマを決めて構成を進めるのですが、偶然おられた
社長のお母さんも同席して頂き、家づくりに関する家族のイメージを出し合い
ました。

皆の意見がとても家族愛のある考え方が多く、決まったチラシとホームページ
のコンセプトは、

見た人が皆、涙を流すチラシとホームページ。

と決定しました。
ちょっと気合の入るテーマでモチベーションが上がりまくりです!

完成したらご紹介しますね。

SEO,LPO,・・・何だかサイトの専門用語はこういったアルファベットの表記が多くて
一般の方には分かり難いですよね?

こんどは、「SBO(Social Bookmark Optimization)」だそうです。

簡単に言えばブックマーク(お気に入り)最適化ということです。
SBOで言うブックマークとは、ブラウザの機能にあるものではなく、インターネット
サービスのことを言います。

ブックマークができるインターネットサービスといえば「はてなブックマーク」や
「ヤフー」、「グーグル」など沢山存在します。(これらをソーシャルブックマークと言います)
これに登録しておけば、どんなPC環境でもログインするだけで気なっていたサイトを
後で見ることができるので利用率が高いそうです。

そういったブックマークサービスをサイトやブログ上に簡単にアクセスできるように
リンクやボタンを配置しておく事で質高い閲覧者を増やすことが大切というわけです。

早速、自分もお気に入りボタンをブログに配置してみました。
便利なソースがネットにあったので画像を貼り込んでみたら・・・
ブログに貼り付けたら何かのタグが自動変換してしまい、ブログのコメント表示が
できない事態に・・・(なんとか解決しましたが)

普通に文字リンクが理想的かもしれませんね~
下記にソーシャルブックマークをご紹介します。よかったらご利用下さい。


■ソーシャルブックマーク一覧


下り100Mbps以上、上り50Mbps以上の光ファイバー並みの高速通信が可能な
次世代携帯電話の申請にNTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバ
イルの4社が名乗りをあげています。
(次世代携帯電話の周波数は最大4社と割り当てが決まっています)

これだけ高速であれば、PCサイトの閲覧も問題が無いわけだから、インターネット
回線の契約競争が激しくなるわけです。

現在、インターネットを利用している方は必ずどこかのプロバイダと契約をしてい
るはずです。それが、携帯電話の通信を兼用して見ることもできるわけですから
選択が増えますね。現在ある回線のスピード競争も負けずと行われていくでしょう。

もしかしたらパソコンが携帯電話付きで売られる時代が来るかもしれません。

そして、この先に来る高速回線の携帯コンテンツでビジネスを展開しようと考えて
いる企業があるはずです。

例えば、携帯電話で見る映画ダウンロードサービスなどが現実的なひとつかも!


最近、ワンセグ付きの携帯電話を買ったばかりなのに、また進化するのですか・・・
何だか生活者の暮らしの豊かさとアンバランスで、道具がハイスピードに進化してい
ますね。


ロゴマークやタイトルなど強調や注目してもらいたい箇所が印刷物やホーム
ページデザインをしていると必ずあります。

それらを効果的にする方法で「アイソレーションゾーン」をつくる考え方があります。

それは、強調したいロゴやタイトルの周辺約3倍のスペースには何も置かない
手法です。

※アイソレーション(Isolation)とは、分離、独立などの意味があります。





建築の設計などにもこういったスペース(空間)をつくる考え方があります。

空いたスペースがもったいないから何でも情報を詰め込んだ編集は、メリハリが
なくなり、興味をひく効果を下げてしまうのでご注意を!

チラシやカタログなどに写真を編集することが多いと思います。
この写真の構図によって、しっくりした安定感のあるデザインをつくることが
できます。

その方法のひとつが、「3分割法」といいます。

3分割法はルネサンス期に研究されたバランスが良く感じる法則です。
画面を上下左右に3分割して交わる点に被写体のポイントを2~3個置きます。

これにより変化や動きが生まれて、見る人に気を引くデザインをつくることが
できます。撮影の仕方のポイントといっても良いでしょう。





ポイントを1つにして強調したい場合は、上の写真のような9分割をしないで
中心に縦線を入れて上から1/3ぐらいの所にポイントを置くと安定した構図が
できますよ!

デザインや写真が好きな人は、一度やってみてください。

先日ブログでも書いたカウパレードが長野県の小布施で行われました。

小布施町で行われているアートフェスタ「境内アート」で来場者に参加いただき
写真のような感じに仕上がりました。
(何か生命感ありますね~)

このボディは永井農場さんから提供いただいたもので、それを境内アートメンバーで
作家でもある、なかむらじんさんの協力でカウパレードが実現しました。


2009050713490000.jpg

この写真は、たまたま私が永井農場さんへ打ち合わせに行ったら軽トラックに
牛が乗っていたので撮影しました。実物は、かなりインパクトありますよ。


「Steppy」というWEBサービスをご紹介します。
これは、ブラウザ上で簡単なフラッシュを作成することが出来る無料のサイト
です。ディスクトップにあるファイルを指定と文章を入力sます。そしてフラッシュの
サイズを決めれば、数十秒でフラッシュが完成します。

簡単でもいいからフラッシュをつくりたいという方には、いいかもしれませんよ。


FLASH Steppy


「Steppy」→http://www.steppy.jp/


最近、テレビや雑誌で、「インターネットの調査によると、こんな結果が・・・」なんて
フレーズが多くなってきました。

インターネット上にアンケートを答えられる仕組みを利用したものが多いですが
昔は、街頭でアナログ的に収集していたイメージがあります。

「世論調査」と聞くと、とても一般的な意見と感じ取ってしまいますが、はたして
最近のインターネットによる世論の調査は正しいものなのでしょうか?

PCを持っていて、インターネットを生活に利用している、そんな片寄った層の意見
が一般的とは思えないですよね。

それは、インターネットだけではなく、調査のバランスが悪ければアナログでもそう
かもしれません。

そもそも、世論調査に回答する人の意見が片寄っているのかも・・・

ビジネスにおいて、そういった情報から事業展開を考えることが多いのですが、
今のところ、「意見」より「購入」の事実を統計した結果が確かなモノになっている
気がします。

「思っていること」と「行動」は、すべてリンクをしない。

そんな正しい観察をしないと、良い企画は生まれないのでしょうね。


iiinenagawait.jpg

私は、携帯でコミックサイトを利用して見ているのですが、ある晩にコミックを
見ながら寝てしまい、携帯が私のおなかの下敷きに・・・

そのため、充電の機能が不可能になり、携帯電話を買い替えるためにお店に

店頭に並ぶワンセグ携帯を品定めすると、4~6万円と昔よりいい価格です!
(話には聞いていたけど・・・)

好きな機種を選び、早速家で操作してみました。

・・・ワンセグいーじゃん。

・・・画面でかいじゃん。

・・・ちょー軽いじゃん。

いろんな着うたなど、ダウンロードして一晩中携帯電話を操作していました。
きっと、多くの人がこのひとときが楽しいはず!

着うたの音質もとても最高!と思ったのですが、9割は仕事で自分の携帯はバイブ
にしていることに気が付き・・・残念。

しかし、ワンセグがあればニュースも見ることができるし、新聞とかを読む人がもっと
少なくなる気がしますね。


作家のなかむらじんさんが、2009年5月5日から24日にかけて版画展を
開催します。場所は東京都文京区根津にある「LIBRE」で行います。

会場: LIBRE (リブレ)
〒113-0031
東京都文京区根津2-29-4
tel:03-3827-1925
東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分

2007年から行っている樹脂凸版リトグラフの作品「平成絵空事百珍」という
シリーズが今回の出展内容です。

私自身も仕事でもお世話になっている作家さんで、グラフィックデザインの
仕事の中だけでは、なかなか感じることのできない物事の考え方のなどを
とっても勉強させて頂いている方です。

足を運んでなかむらじんさんの作品の魅力を感じてみませんか?



※なかむらじんさんのHPに掲載されている作品

長野県に長和町にエコーバレースキー場がというスキー場があります。
この地区周辺は、豊かな自然に恵まれ、別荘地なども多い避暑地です。

冬には、スキー客で賑わうこのエコーバレースキー場で、とても良い企画が
連休中に開催されています。

それは、一般公募でスキー場の美化運動に参加してくれたら、その後の
バーベキューをサービス!といった内容です。

(今回の公募は締め切られました)

ご家族などは、観光地の掃除を手伝うだけで焼き肉が食べれるわけですから
最高ですよね!しかも観光関係者も美化運動に人手が多ければ、作業が捗ります。

観光地の美化には、観光協会の予算から必要な経費が出ています。
この企画は、その費用を効果的に利用した最高の企画だと予想できます。
地元住民が再認識する観光地、綺麗な観光地、地域との連携・・・いろんな相乗効果
があるのではないでしょうか。

実現が難しくない企画ですし、他の観光地でも是非企画してもらいたいですね。



ゴールデンルーク真っ盛りですね。
高速道路が一律1000円の効果が、各地域の観光地に良い影響が生まれて
欲しいです。

この高速道路料金定額をきっかけに、ホテルなども独自の誘客サービスを
思考錯誤のようですが、ビジネスチャンスと思っているのはホテルだけでは
ないようです。

それは、サービスエリアです。

営業時間の延長やサービスエリアに宿泊施設をつくるなど、観光客がお金を
つかう誘惑が観光地にたどり着くまでに増えすぎな感じです。
出来ることなら、観光地でお金を使って欲しい!
(美味しい物、感動の景観もそこにあるから)

国が行うこういった事業は、とても嬉しい事ですが、何だかそれを囲い込む企業
団体は、人を工場のラインに流しこむようなスタイルにしてる気がします。

このままだと地域の素敵な観光地がつらいですね・・・


最近ポストに入ってくるチラシなどの不動産やマンションの価格をかなりディス
カウントした内容の編集が気になります。

こういった不動産の内容は、私たちのような企画デザインの仕事をしていると
多い案件なのですが、タブーとされていた事が編集されていると感じます。

それは、「必死さが感じてしまうサービス」です。

ディスカウントは、生活者に損得の印象を強くあたえます。
効果的な場合もありますが、逆に不動産やマンションのような高額の商品は、
過去に適正価格で購入したお客様が、「早く購入をして損をした」と思われてし
まうとがあります。

商売においてOBのお客様を大切にすることは重要で、高額な商品の値引きは、
商売として出来るだけ慎重にサービスをすることが今までの常識でした。

モノが売れない時代に、あの手この手で売らなければならないのは分かります。
しかし、なかなかモノが売れない今の経済状況になり、過去の購入者に対して
意識せず派手な値引き告知が多くなることってどうなのだろう・・・

最近、住宅リフォームの依頼が多くなってきているようです。

それぞれの地域には、リフォーム専門会社がありますが、このごろは地元の
工務店への依頼に生活者の動向が移行されているようです。

背景は、家を建てたいと思っていた方々がこの経済の悪化ににより、家を建てる
ことを見合わせる動きがあるのが一つのようで、家を建てずに実家に戻り改築す
る方が多いそうです。

その原因かどうかは分かりませんが、近所にあるアパートは空室がとても多く
なってきました。また、TV放送の「劇的ビフォーアフター」の復活なども、その背景に
あるような気がします。

では、なぜ工務店に依頼が多いかというと、それは「安心感」がポイントのようです。


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