2009年6月アーカイブ

先日、お世話になっているシステム会社の方からリンゴ栽培をして営む
農家の方をご紹介いただきました。

上山田という地域でリンゴを栽培して直販しているそうです。
最近の変な農業ブームとは違い、堅実に美味しいリンゴとつくり、販売して
いる農家の方でした。

週末の夜にお会いしたので、ちょっとお酒を飲みながら会談しました。
やっぱり真面目に農業を職業としている方は「美味しい!」と言ってもらうこと
が嬉しいと感じて頑張っている方が多いです。彼もモチベーションの高い同じ
気持ちを持つ方でした。

農業経営を行っている方からお話を聞くとあらためて仕事の中で大切なこと
を再認識されます。

必ずそれは、「人」です。

相手を想って行動する人、感謝の気持ちがある人、夢中になれる人
コミュニケーションが出来る人、人が好きな人・・・

例えばこんなことが、すべての職業には共通であり、とても大切です。
それがうまくいかなくて悩みのひとつになっている方が多いのも現実です。

自分に磨きをかけたり能力を高くしたい場合、一人でパソコンを使いネット情報
を集めているだけでは、人に選ばれる仕事は出来ません。

自分の人生の中で、あと何人の人と出会うかは自分次第です。
(あと100人?1000人?)

せっかくだから、多くの人と出会いたいですよね?


2009年7月11日(土)~8月31日(月)の期間で開催される
「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」に向けて、実物大のガンダムが東京
お台場に完成します。

これスゴイです。
http://www.gundam.info/topic/2542

多くの見学ツアーも問合せが殺到しているそうです。

とても、とても見たい!

昔に勤めていた印刷会社の同僚と偶然会うことがあり、当時の話で盛り上がり
ました。

その会社は、私が辞めた数年後に倒産をしました。

倒産やダメになっていく会社は、じわじわとマイナスな要因が積み重なって
いくことを当時とても感じていて、いろんな事を思い出しました。

例えば

たての関係。
部長、課長・・・などの役職がありますが、その関係が強すぎて新しい取り組み
などが一切通らなく、昔ながらの商業スタイルがいつまでも続いていました。
例えば、当時の社長がさまざまな団体の長を務め、それに関わる地元企業の
方が頭を下げるような人間関係を作り仕事を強制的にひっぱてくる手段などは
本当の信頼関係は築けなく、例え仕事がきたとしてもその平の担当者は、ここ
ぞとばかり仕事の進行で相手に厳しくされて仕事の内容は最悪でした。

公私混同の社員
何より厳しさのない社風だったため社員の行動には自由がありました。自由で
あれば会社に良い影響をあたえる個性が生まれるという考えもあるようですが
多くはそれに甘えて楽をするのが人間の心理だと当時感じました。
工場で自分が扱う機械は自分しか動かすことのできない状況にして、誰にも
その技術を教えず、その機械の周りにはまるで自分の部屋のようにテレビや
冷蔵庫またコンロまで置かれるしだい・・・
これでは工場を24時間稼働にしようなんて考えも通るわけがありませんでした。

家に帰る為に働く
定時の時間5分前になるとタイムカードの前に仕事を終えた社員が列をつくって
いました。(まだ会社は終わったいないのに掃除をすませて)
家に帰る為の時間調整で仕事をしていると効率の良い作業が出来ないのです。
この行動は、間違いなく会社の利益を考えるとか、売上を上げようとかは他人事
と考えているとしか思えませんでした。
仕事中に暇な時間が多いとラッキーと思ったりね・・・

給料日
「給料をもっと沢山貰えるように頑張りたい」と思うモチベーションはとても会社に
パワーを与えます。だから給料日って社員の志気を高めるために大切なイベント
なんです。しかしこれらのような悪い要因が積み重なり経営が悪化し始めると、
やめて困る社員には給料日に給料を支払い、その他の社員には支払いを遅らせ
るなどをこそこそと経営者がしていました。この時点でもう会社社員のモチベーション
を高くすることは無理だと皆感じていたようです。


こんな状況がどんどん露骨になってきた時にはもう遅かったですね・・・
社員のモチベーションは下がり、秘めた心の中にある不信感だけに

当時私は、全員が正しく感じてこう変わって欲しい!そう思って、ただ毎日イライラして
いただけでした。しかし今振り返ってみると当時は自分も同じ側であり、自分の事を
気が付いていないだけでした・・・

そして今、経済の状況に合わせて必要な人と不必要な人を平気でバランスをとられて
しまう時代。

当時の同僚と思いだしながら話しているうちに、世の中の恩恵や幸せって理不尽なこと
がいつの時代もある。
自分がどうしていきたいかという考えを、しっかりと持つことが大切だとあらためて実感し
ました。


いろんなことを大切に感じて働こう!


簡単にできるSEO対策って沢山あります。
タイトル文字を工夫する、相互リンクをたくさん貼る、紹介サイトに登録・・・など

今日、東京でネット販売をしている方から、新しい超簡単なSEO対策を聞いちゃい
ました。正直、あまりにも単純な事でビックリです。でも確実に適した方法だと分か
る手段なので目から鱗でした!

ちょっとの間は、秘密にさせてください。(スイマセン!)
お付き合いしているお客様優先に提案したいと思うので

残念なのは、長野県内でホームページ制作の仕事をしているとショッピングカート
の依頼が少ない事です。これだけSEO対策の情報や技術が全国の制作会社にあ
るのに、大手ばかりが上手に展開しているように感じます。

最強のホームページ・・・つくってみたいな~


東御市の信州御牧太鼓が15周年を迎えるということでポスターやパンフレット
をお手伝いすることに。

秋にサンテラスホールという場所でイベントを行います。
(800人集めたい!)

この信州御牧太鼓は、「信州御牧太鼓保存会」として地域の方々がその文化を
受け継いでいます。仕事の傍ら、そういった活動に努めている人たちからお話を
聞くと頭が下がります。(最近そういった人たちが多くなってきた気がする)

各地域には、地域の歴史を感じさせる太鼓の団体があります。
上田市ならば「真田陣太鼓」などは有名です。

地域のイベントがあると、こういった太鼓の催しを見かけます。
何気に聞いていますが、彼らは私たちと同じ地元の方なんですよね。あたりまえ
だけど・・・

地域を盛り上げ応援していく気持ちが、自分にまだまだ足りないと感じてしまいま
す。

あの胸の奥にズシンとひびく太鼓の音が、聞いている人たちを静粛にして感動さ
せるのはなぜでしょう?最近はまったく興味が無かった「演歌」もなんだか心地よく
聞こえます。

日本人のDNAがそういった歴文化を共感させるのでしょうかね。


6月20日(土)、21日(日)に長野市松代の熊木住建さんで完成見学会が
行われます。この見学会がちょっとおもしろい内容で、大工さん自身の家を
見学できます。だから、施工に手抜きなんて一切ありません。というより
プロがつくりたいと思う家はどんな家かが嘘がなく見ることが出来るわけです。

チラシはごく一部のエリアにしか折り込まれませんが、気になる方は、
19日の信濃毎日新聞の不動産情報にも広告が掲載されます。
長野市周辺で家づくりをお考えの方は是非!


ピカソを代表する抽象画ってありますよね。

その抽象画について作家の方とお話をしたのですが、ある絵画が好きな
企業社長と、この作家さんが抽象画の解釈について言い合いがあったそ
うです。

この企業社長は絵画が大好きで、いろんな絵画を購入したり鑑賞したり
しているそうです。そんな時、この作家さんと「抽象画」について会話をした
ところこの社長さんが

抽象画は具象画(描写がリアル)が描けなければダメだ!

こんな意見を言ったそうです。
それに対して作家さんの意見は

具象画が出来なければほかのアートを描けないなんて間違っている!
どこかの美術大学で学んだから作品がすごいとかでなく、もっとアートと
は自由なはず、そんな解釈では小学校の子どもたちが描いた絵を素敵
と思うことや、アートに興味を持った人があきらめてしまう。

こんな感じに

確かに作家さんの言うことはそうだと思います。
私たちのようなデザイン業界でもデザイン学校を出たからスゴイとかでは
なくデザインが好きか嫌いかの方が重要な気がします。

何かエリートの道を歩いていなければ立派な人ではないという日本的な
見方が、これから輝く小さな光を消してしまいがちなのかもしれませんね。


今月、WEBのプレゼンテーションがあるので企画書作成をしていました。
企画書作成ってとても面白いです。自分でまとめていると、あらためて大事
なことが頭に入るので!結構快感です。

良く、プレゼンテーションでパワーポイントをつかいやたらと文章を並べて
お話しする方がいます。私の場合はそうでなく、1枚に大きく一言を入れるだ
けです。


プロジェクターに表示される細かな文字を見たり聞いたりしている人は、そん
なに記憶に残っていないと思うんですよね。
大切な一言を言ったり見せたりすることで共感すれば、ひとそれぞれに想像
豊かにしてくれると思うんです。

これは、以前にgooddesigncompanyの水野学さんというデザインナーさんの
講演の手段で学んだことです。

文字の力を最大限に生かし、大切なことを伝えたいと思うならば一行だけでいい。

こういった考えで企画書をつくっていると自分も大切なことが頭の中で整理が
できるんですよね~


昨日、東京渋谷で活躍しているデザイン会社「アトリエタイク」の方たちと
お会いしました。

まだとても若いデザイナーですが、しっかりとした知識と感性のある方たちです。
そんな方たちとデザインについて話をしました。

グラフィックデザインをするなかで昔から守らなければならないルールや考え方
などがあります。例えば、ロゴマークの使い方のルールをしっかりと決めることなど
がそうです。

しかし、ルールを壊していくこともモノづくりには必要で、そういった姿勢が新しい
モノをつくりだしたりします。

彼らも、何かに捉われない考え方で、聞く人によってはゆるい考え方だと感じる
かもしれません。しかしそのきちんとしたゆるさの奥には、昔から変わらない
デザインした「モノ」をいつまでも大切に扱ってもらいたいと考える想いを感じました。

この会話には、20代、30代、50代とさまざまな年齢の方が同席していたのですが
国、文化、生活感、価値など時代とともに微妙な違いを感じます。

この違いを良く理解しておくことは、とても仕事において重要だと思います。

なぜ?50代はアメリカが好きなのか

なぜ?20代は日本が好きなのか

例えばそんなことを探っていくととても面白い時代の流れを学ぶことが出来るかも
知れません。


先日、「宇宙心理学会」が各地にラブホテルを経営、その儲けの一部を宗
教法人に対する『お布施』として計上し、税金を免れたとして税務当局から
摘発されたというニュースが流れていました。

どこかで聞いたことがあるな・・・

と思いだして見ると、地元にある観光地「別所温泉」にもこの宗教法人名で
経営されているホテルがちょっと前にオープンしていました。
倒産したホテルの競売物件を購入したとか

チラシも見た事があり、たしか365日1泊2食付きで5000円台と激安な宿泊
料金で注目されていました。
これもそういった仕組みで低価格なのでしょうか・・・

正直、別所温泉で昔から営む宿泊施設の関係者は、かなわない激安な価格
に頭を抱えています。
地元の観光地だけに雰囲気を悪くしてしまうのは勘弁してもらいたいですね。


「図画工作」、何だか懐かしいひびきですね。

ふとあらためてこの意味を調べてみました。
「つくることを楽しむこと」、大きく言えばそんな意味と目的があるようです。

これ、私たちのようなデザインの仕事には共通する大切な意味ではないで
しょうか?

「やらされている」、「あたえられたコトをこなす」、そんな感覚では、「図工」の
ような楽しさは生まれません。

年齢に関係のない豊かな想像力でモノづくりをしていきたいですね。

「間島さん、最近元気な企業はどこですか?」なんて良く聞かれます。

その時によりブームや人気の事柄に関係したモノを扱う企業は、一時的に
業績が良くなった話を聞きます。しかし、自社ではどうにもできない世の中の
バランスが崩れただけで共に経済の影響を受けてしまうということは、私たち
すべての社会人が近年の状況で学んだ事だと思います。

何てことを考えながら、行きつけの「食堂」に昼飯を食べに行きました。
ごく普通のかつ丼やうどんが食べられる食堂なのですが、創業30年以上にな
ると思います。ここの週末は、満席で大変な賑わいです。

広告や宣伝にはまったく費用かけず、ただ毎日同じ味の食事を提供している
商売ですが、利用者の足は減りません。

会計時にお釣りを渡す時に言われる「ありがと!」が何だかとても心地良く
また足を運んでしまいます。お店には失礼ですけど、とびっきりうまいってわけ
でもないのです。でも行きたくなってしまいます。なぜだろう・・・

飲食チェーンなどは、集客のためにキャンペーンや新商品開発に頭を悩めな
がら集客のために必死です。
しかし、この食堂はきっとそんなことは考えてないと思います。
その他の地域に昔からある食堂もそうでしょう。

商売の成功を何億円も稼ぐことだとイメージする方が多いと思います。

しかし・・・
この食堂が何十年も続いていることって商売の大成功ではないでしょうか。

現在、菅平高原にあるホテルの観光パンフレットを編集デザインしています。
現地を視察していたら、こんな近くに最高の自然と素敵なロケーションがあった
ことに感激と、地元なのに足を運んでいなかった自分に反省をしています。

この週末(6月7日)に「菅平高原カントリーフェスティバル」というイベントが開催
されます。牛の丸焼きがあり、美味しいお肉が食べられます。
休日でもあるのでちょっと仕事で協力してもらったカメラマンと一緒に、ゆっくり
楽しんでこようと思っています。(飲めないお酒でも飲みながら)

場所は、国際リゾートセンター前芝生広場 時間は9:30amから3:00pmまでです。

お近くの方も是非!

先日、雑誌「Daytona(デイトナ)」などの撮影をしていた横浜のカメラマン
の方と写真撮影について長い時間お話をさせていただきました。

お話したのは、中川隆司さんという方で、カメラマンというより写真家とご紹
介した方が正しいでしょう。

写真の撮影といってもさまざまなスタイルがあります。
私のような販売促進に関する場合は、商品撮影などが多く、スタジオで
山ほどの商品をお借りして商品の魅力を引き出す撮影が多いです。

しかし、お客様の要望があるなかで撮影をしているかぎり、カメラマンが
本当に撮りたいと思う描写は撮影出来ません。
そのため、撮りたい写真を撮影する写真家(作家)になる方がいます。
この中川さんもそうです。

永井農場さんのジェラード店「Pure Milk Gelato NAGAI FARM」のブログが
完成しました。オープンまでのエピソードからその後のスタッフの感想などが
ここに紹介されていきますので、皆さん是非ご覧願います。





Pure Milk Gelato NAGAI FARM Blog

東御市の永井農場さんで撮影があり同行することに。

牛の搾乳を撮影することになり、作業を見学したのですがビックリすることばかり
でした。特に牛舎のシステムがすごい!
例えば、牛が飲む水の器には牛の顎で押すことができるスイッチがあり、牛たちは
それをちゃんと顎で押して水を出し飲んでいました。また牛がうんちをする真下には
コンベアのようなものがあり、うんちは自動的に牛舎横にあるトラックに運ばれる仕組
みになっています。(後にこれは稲作の肥料に)

そして搾乳です。
牛の乳を搾る前は、お乳がパンパンに膨れ上がっていたのですが搾り終わるとペッチ
ャリしぼんでしまいます。(牛乳を出たから)これが結構リアル!

搾られた牛乳は約67度の温度で殺菌され美味しい牛乳として飲むことができます。
試飲させて頂きましたがさっぱりとした味わいでした。話を聞くと時期の寒さや暑さに
よってそのコクは違うようです。冬のほうがコクがあるそうです。

この牛乳をつかった永井農場のジェラート店が軽井沢でオープンするわけです。
オープン前なので詳しく書けませんが、ちょうどジェラートの追加メニューを試作して
いて食べさせて頂きました。それはお米のジェラートです。
これ、ビックリするうまさです。お楽しみに





長野県上田市を舞台にしたアニメ映画「サマーウォーズ」が話題になりそうです。

アニメのキャラクターはエヴァンゲリオンを手掛けた貞本義行さん、監督は
時をかける少女の細田守さんという豪華な方々が関わっています。

何より嬉しいのは、私の地元である上田市がアニメの設定としてそのまま描かれ
ていることです。
例えば、「上田わっしょい」のお祭りシーンや別所線、また上田高校などさまざまな
なシーンがあります。
(上田市が有名になっちゃいますね!)

ストーリーは地方都市の大家族が世界中で突然起こった危機に対して戦いを挑む
大家族アクション映画のようです。





サマーウォーズ公式サイト→http://s-wars.jp/index.html


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