イラストライターさんと。

いつもデザインに必要なイラストでお世話になっている丸山さん宅にお伺い
しました。丸山さんは東御市で長年イラストを描いている作家さんです。

今回お伺いしたのは、地元にある望月高校から会社見学にきていた生徒さん
にイラストを描く現場を見学してもらうためです。

今年は何校かのインターンシップや会社見学を当社は受け入れており、その度
丸山さんのところに連れてくるようにしています。やっぱり「イラスト」はみんな興
味があるので!

これまで生徒達の多くが、イラストは鉛筆や筆で書いていると思っているようで、
丸山さんが殆どパソコンでイラストを書いているのを知ってびっくりしていました。

印刷会社やデザイン会社からイラスト作成の依頼を受けてビジネスにしていくに
は、ひとつひとつの依頼をスピーディーにこなしていかなければなりません。

本来は筆やペンでアナログ的に描くのが制作の原点かもしれませんが、それだと
時間がかかりすぎて依頼数をこなすことはできません。

そのため丸山さんはタブレット式のパソコンでさまざまなイラスト作成ソフトを習得
してイラストを描いています。
(写真もパソコンでつくったものです。そう見えないのがすごいんです)

そんな制作現場をみて驚いている生徒に丸山さんから質問が

「パソコンはつかったことあるの?」

生徒は

「学校では授業で少しだけ、家ではあまり使ってはいけないと言われています。」

そんな回答でした。

丸山さんは僕が生徒達を連れてくるたびに学校でパソコンを使う時間をもっと多く
した方が良いと言っています。社会に出るとパソコンが使えないと仕事ができない
業種が多く、またデザインに関係する仕事を夢見ているのであれば、なおこのこと
若い今からパソコンに慣れていないと時間がもったいないと。

さらに丸山さんは英語を一生懸命勉強するようにと言います。パソコンで使用する
さまざまなソフトは英語で解説されているものがあり、それを理解できると早く新し
いモノを取り入れさまざまな技術を身につけることができるからだそうです。

子供達にパソコンで悪い影響をあたえたくないといった危機感がすぎると、子ども
達に早いうちに備わっていたら良いコトを遠ざけてしまう。

まずは、アルバイトをして自分のお金でパソコンを買う。
そんな行動が貴重な学校生活の中で能力を分けるきっかけかもしれませんね。

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コメント(1)

こんにちは。私も丸山さんにお世話になっている一人ですが、丸山さんの何がスゴイって、好奇心旺盛で何でもまずやってみる、というところでしょうか。素敵な事だと思います。
私が本格的にパソコンを使うようになった時には、もう30歳を越えていましたが、当時は「これを使えなければ仕事にならない!!」と必死でしたっけ。

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デザインルームエム

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2010年11月 5日 15:50に書いたブログ記事です。

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