志賀高原に行ってきました。

先日、長野県にある志賀高原に行ってきました。
ここにある某ホテルで学習旅行用のパンフレットの依頼を受け、この日は撮影の
ディレクションということでカメラマンの関さんと一緒に。

被写体は主にスキー教室に参加する学生達です。
できるだけ自然体のシーンを撮影したかったのでスキー教室の班と一緒に行動
することにしました。と、、いうことはカメラマンは学生と一緒にスキーを滑りながら
同行しなければなりませんよね?

実は今回撮影した関カメラマンはプライベートでスキーやスノーボードを趣味として
いるカメラマンで、このハードな撮影条件でとても助かりました。

とはいえ複数のカメラやレンズを持ちながらスキーをはいて移動することは、かなり
体力が必要です。しかもその状態でシャッターチャンスを狙うわけですから集中力も
いつも以上に必要なんです。またスキー場は寒いからデジカメのバッテリーもいつも
より減りがはやいんです。

そんな状況で、「あーして、こーして」と指示だけ出す自分の業務がちょっと申し訳な
かったり・・・

ともあれカメラマンの関さん、ありがとうございました!


「学習旅行」、多くの人はあまり聞きなれないワードだと思います。

実は各地の自然豊かな観光地では小中高の学生が春夏秋冬いろんな「学び」を
テーマにして学校が団体旅行にきます。今回はスポーツ(スキー)がテーマですし、
自然体験、ものづくり、農業体験・・・など日常とは違う環境の場所にきて、その体験
からいろんなことを得るためにきます。

それは、「生きる知恵」、「学習の満足度」、「主体・追求」などを学生達が身につける
目的があります。

つまり、そんな学生達が社会にでる前に必要な学べる要素が、特に自然豊かな高原
に位置する観光地にはあるということです。

これは今、宿泊業にとって大切な利用者であり、受け入れ側はただ大人数が宿泊で
きるハード(建物)を持つことだけではなく、学校側に安心で信頼されるためにいろん
な変革や努力が必要なんです。そしてすでにこのような学生達の受入れを万全にし
て努力しているホテルや旅館が少しづつ増えてきています。

スキー客が減少してきた・・・なんてニュースが多い中、実は観光地には求められる
価値が沢山あり、しかもそれは間違いなくこれかもずっと持続する価値であることを
感じた一日でした。

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このページは、間島 賢一が2011年2月18日 22:02に書いたブログ記事です。

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