大豆をつくろう。

昨日、知り合いの地元農家の方と食事に行きました。
彼は地元で稲作をしています。(とっても美味しい!)

これからの彼の農業についていろんな話で盛り上がりました。

「間島さん、俺もっと大豆を作ろうと思うんです!」
そんな話題から話はスタート。

実はこの想いはとっても日本の食文化で重要なことなんです。

日本の自給率を39㌫に下げてしまっている大きな要因は穀物なんです。
そいった穀物を日本の農家が栽培する意識が強くなることは大切なんです。

日本の人口は減るということは多くの方がご存知でしょうが、それとは逆で
世界の人口はすごい勢いで増加しています。(半端じゃないです!)



つまり、他国の人口が増えれば日本に輸出する穀物が少なくなるのは
当たり前の話で、20年後には日本の食文化がかなり変わると言われています。

例えば最近ニュースに取り上げられていたモスバーガーとミスドの提携の理由は
材料の小麦を大量仕入れし価格を抑えるためが理由のひとつなんです。

さらには肉が貴重な食べ物になります。
牛の餌は穀物です。日本は牛の餌(穀物)は、ほとんど海外から輸入しているのです。
それが無くなれば牛肉もなくなる訳です。

以前、農業法人の方がこんなことを言っていました。
「20年先は牛肉を金庫にしまっておかないと盗まれる時代がきますよ!」

冗談のようで冗談ではない話・・・

(話は戻って)

その大豆をつくりたい農家の方はかなり広い農地を耕しています。今でも大豆15tは
栽培しています。
プロジェクトは豆腐や味噌を地元でつくろうって話になりました。
たまたま先輩で味噌や豆腐を作る方がいるので話はどんどん前向きに!

問題は農業に専念している彼は販売が得意でない。
だからコラボして当社がホームページを作成・管理また販売PRをする企画に!

100%地元産の豆腐や味噌は、この先多少価格が高くても選んでくれる方は必ず
いると思います。

最近のいろんな偽装問題で生活者も疑心暗鬼になっています。
本物はなんなんだ?そんな状況の中、さらに生産者の顔(トレーサビリティ)や安心が
求められます。


日本の食文化を守るには、食べる人の意識と生産者の意識の変革が必要。
しかし実際は間逆に進んでいたりします。最近の子供たちは
「今週はいつ○○バーガーに行くの?」
なんて言うそうです。

ご飯食べなきゃご飯を!

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このページは、間島 賢一が2008年2月23日 09:16に書いたブログ記事です。

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