菅平高原。

先日、ひさびさに熱い人物に出会いました。
長野県上田市に菅平高原といいう夏はサッカーやラグビー、冬はスキー
スノーボードで盛んな観光地があります。熱い人物は、そこでホテル業を営む方です。

私と同じ世代の30代の方ですが、地元観光地を盛り上げたい想いが強く、ひさびさに
熱く一緒に語りました。

どの観光地もそうですが、バブルな時代の考え方が未だ観光地には残っており、今の
時代を真に感じている30代には、変革を起こしたい気持ちが強い人が多いです。

彼もその一人で、その想いは、「体験型観光で集客を増やしたい」です。



バブル時代、高原と名がつく観光地はリゾート色で展開する考え方が多かったです。
例えば、高原ウエディングや乗馬など、しかし時代とともにそれぞれの「コト」のスタイルや
考え方が変わり、利用率は減ってきています。

今、根本的に見直さなければいけないことは、その場所にある昔から変わらない価値を
磨く事です。温泉観光地であれば「温泉」、高原観光地であれば豊かな自然環境などが
そうです。

利用者も開発された観光地より、ありのままのそれを体験したいと考える生活者が増えて
きました。

そんな考え方の活動に力をいれたい人が、この「熱い人」です。

自然の中でウォーキングしたいアクティブシニアの方や子供たちに自然を体験させて
学ばせたい方などが今多いそうです。

それらを地元農家や観光関係者が関わり、体験できる観光地づくり。

実はそんな良いコンセプトで再生している観光地は増えてきているんです。

テレビの政治ニュースが本当ならば、高速道路一律1000円は、国内観光を良くする
ために最高のチャンス。だから早く観光客を迎える準備(意識の変革)が必要なのです。

そこで壁なのが、地元関係者の理解や意識です。(大きな壁!)
足並みが揃えば、最強なのですが・・・

観光だけでなく、さまざまな業種でも理解や意識の変革が必要とされています。
そこで「努力したけど分かってくれないから、自分だけ良ければ良い」という考え方と
「自分を犠牲にしてでも全体を良くしていきたい」と考える2つがあるように思えます。

今の時代、どちらが間違っているとかは無いと思います。

私たちのような企画の仕事をしていると、先頭に立って一生懸命考えている方々と
出会い相談されることが多いです。どんなカタチであれ応援する姿勢をもっていなけ
ればならない。

いろいろメディアでは、ネガティブなニュースが流れていますが、
それを理由にして「不景気だから・・・」なんて言う会社がもっと増えるでしょうね。
しかし、小さな規模の会社はスタッフ一人一人の向上心とお客様に対する感謝の気持ち
が、今まで以上に変われば、この不景気だと言われる状況を簡単に乗り越えられると
思います。本当に!


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コメント(1)

あけましておめでとうございます!
御世話になってまーす!
光栄っす!!

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デザインルームエム

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2008年12月27日 14:32に書いたブログ記事です。

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