限られた人に喜んでもらいたい人がいる

お店の包装紙のデザイン印刷を受けることも私の仕事。
昨日、地元にある和菓子屋さんから包装紙のデザイン印刷をたのまれ打合せに行きました。
ここの和菓子屋は信州別所温泉に向かう途中にある「喜八」といいます。丹精込めて手づくりでつくった餡子がとてもおいしく、地元の方々に人気のお店です。

このお店の包装紙には下の写真の文字が小さく印刷されています。
このサインは当時、店主の坂口さんがお店を開業する前にいろんなことの相談を
受けていた時に坂口さんのノートの隅っこに、なんとなく書かれていた文字です。

何か開業時の想いを包装紙のデザインとして入れておきたいと思い、このノートに
書いてあった小さな文字をデザインに取り入れてあるのです。誰も知らない話かも!
ただかっこいいデザインではだめなんですよね!魂が入らないと


image4646.JPG

このお店に打合せに行くとこんなシーンをよくみかけます。
「え~!また売り切れなの~」とお客さんにいわれ、お店の人が頭を下げているシーンがそれ!

店主に聞いてみると「おいしいものを食べてもらいたいから手づくりでは沢山作ることができないんだよ!俺は沢山作ることで今の味をおとすことはしたくないんだよ!」と答えてくれました。

よく考えると、コンビニの場合は商品をきらしていまえば問題になる。しかし24時間開いていて欲しいものが手に入るのは便利だ!小さな和菓子屋の場合は売り切れてしまうがそのおいしさの「手に入りにくい価値」に魅力を感じつい買い求めてしまう。私にとってはどちらも必要です・・・

商売には沢山売って沢山売上げをあげることを目標にする人だけでなく「限られた人に喜んでもらいたい人」がいる。そんな職人魂を持ち続けている人を私は尊敬します。この店に私が出来る「仕事」は何か?現在、企画中です。

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このページは、間島 賢一が2007年1月31日 19:59に書いたブログ記事です。

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