消費者ニーズと生産者ニーズ。

最近は国内の何とかホープだとか中国の段ボール肉まんだとか、すごいですね。

消費者のニーズが悪いくらいのコメントがニュースで流れていたけれど
基本的に生産者ニーズをただしていかなければならないのだと思います。

昔は「お客様は神様」なんて言葉が流行った時代があります。
それがやがて「お客様は王様」になり、お客様のニーズにこたえるという言葉で隠された「売れるため」主導の流通が今の不祥事の原因のひとつではないでしょうか?

生産者ニーズって何でしょう?
つくり手の想いが常に「お客様の喜び」と「自分の喜び」であることじゃないかな?と私は思います。

私の浅い経験でも、お客様に安く!って言われ どこよりも安く採算度返しでモノを提供しても感謝されたことはありません。また次に欲しいときはもっと安く!ってなります。
そんな時に「もっと役立つ方法があります」「もっと効果的な方法があります」「もっと嬉しいことがあります」・・・など、いえる自分がいればいいのでは?

生産者ニーズって、こだわってばかりで話の分からない人っていう意味じゃありません。

仕事をする人たちは、それぞれお客様に提供できることに関しての専門家であるはずです。その知識や技術をお客様がもっと喜ぶ価値にしてあげることが出来ないのであれば、プロじゃないのかも・・・

そして、もし消費者に何かを意識して欲しいならば、生産者ニーズをしっかり持つことできっと伝わるのではないのでしょうか。

★先日、お客様先で「消費者という言葉は好きではないんです!」といわれました。
消費者でなく「生活者」だと・・・たしかに消費者ってことばはどこか変ですね。


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このページは、間島 賢一が2007年7月18日 16:51に書いたブログ記事です。

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