計測技術が品質を支える。

先日、地元にある小さな工場に伺いました。
そこの社長さんのお話がとても面白かったのでちょっと

この会社(桂株式会社)さんは業務のひとつに計測設計を
製造しています。
ここでいう計測とは製品や機械の形、位置、光度、曲がり具合などなど
それらの製品製造に重要な情報を正確に計る仕組みを言います。

精密な製品を製造するにはそういったあらゆる情報を計測できないと
高品質な製品が完成できないそうです。



私自身は製造業のことは良くわからないので高品質な製品とは
その製品を加工する技術がその会社の品質だと思っていました。

しかし社長さんの話を聞くとそういった精密な製品に測る技術
利用し、精密に加工されることにより完成されるというわけです。

計るといっても物差しで計るようなアバウトな範囲でない、かなり
繊細な情報が収集できる仕組みですから、新しい商品開発時に
相談される計測についてはかなり難易な要望にこたえられなけれ
ばこなせないそうです。

また、今のような不景気な時期は特に忙しいそうです。
何故ならば、モノが売れないから企業は新しく商品を開発しようと
する動きがあるからだそうです。

景気が良い時は売れ筋商品を
どんどん量産すればいいわけですから計測システムを新たに開発
する必要がないのです。

なるほど!

こいった製造業には、いろんな技術者(職人)がいて良いモノがつくられている。

例えば携帯電話ひとつをとってもその中にある小さな精密部品には相当な最先
端の技術があるわけで、それを当たり前のように利用している私たちがいます。

何かそいう現場を知るとモノをもっと大切に使わなければと反省の私です。

記事を書いていて思い出したのですが、携帯電話どれだけ軽く開発するかを
研究する技術者がいました。やっとの想いで軽量化した携帯電話が多く方に
利用されたが、若い女の子がその軽量化した携帯電話に「それ以上に重いだろ!」
というくらいのストラップをつけているシーンをみて愕然としたそうです・・・

便利って何なんでしょう?


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このページは、間島 賢一が2008年1月17日 11:46に書いたブログ記事です。

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